今年も美肌日本一になった島根県!その理由とは
化粧品会社ポーラが、2013.11.11、女性の肌の美しさを順位付けした今年の美肌日本一を発表しました。
昨年10月から1年間、ポーラの店舗などで肌の状態を調べた女性延べ約70万人分のデータを集計した結果。
それによると、今年も昨年に引き続き47都道府県中 島根県が今年も日本一に!
以下、2位 石川県、3位 高知県、4位 富山県、5位 山形県、6位 宮城県、7位 東京
なぜ、島根県が連続して美肌日本一になれたかに関して、ポーラの担当者は「島根県は空気中の水蒸気密度が高い等の美肌を保つ環境が整っていることが大きな要因になっている」とのことです。
確かに山陰地方は雨や雪が多い地方で、「弁当忘れても傘忘れるな」と昔から言われている土地柄。2位以下を見ても、日本海側の県が多いのは、日照時間と美肌の関係も確かにありそうですね。
ポーラが店舗来店者を計測して独自に算出した美容偏差値と気象庁が発表しているデータを調べて一覧にしてみました。
ポーラ発表 美肌偏差値 | 年間日照時間 気象庁調べ
1981〜2010 |
平均年間降水量気象庁調べ
1981〜2010 |
|
---|---|---|---|
1位 島根県 |
71.5 |
38位 1696.2 |
15位 1787.2 |
2位 石川県 |
69.3 |
40位 1680.8 |
3位 2398.9 |
3位 高知県 |
68.6 |
2位 2154.2 |
1位 2547.5 |
4位 富山県 |
66.4 |
45位 1612.1 |
5位 2300 |
5位 山形県 |
62.4 |
44位 1613.3 |
42位 1163 |
6位 宮城県 |
61.7 |
33位 1796.1 |
38位 1254.1 |
7位 東京都 |
60.9 |
28位 1881.3 |
22位 1528.8 |
2010年の年間日照時間を色分けした図です。
2010年の年間降水量を色分けした図です。
この数字から推測すると、日照時間に関しては、平均より少ない日本海側の県が多く、降水量では、宮城県、山形県、東京都は平均より少ないところを見ると絶対的な要因とは言えないようです。
日本という国自体が、世界的に見れば空気中の水分量が多い国と言えるので、ポーラの統計にあるように降水量だけではわからない水分密度の方が大きく影響するのかもしれません。
ともかく、紫外線が肌老化の原因の80%である−というのはこのデータからもうなづけますね。
例外は高知県ですが、高知県は降水量が全国1位という点で補っているのかも知れません。
ポーラによると、島根県は「角層細胞が整っている」「肌が潤っている」「きめが整っている」の3部門で3位以上に入り、美肌偏差値が71・5と最も高かったようです。
美肌には、紫外線対策と水分、保湿が大事ということと同時に、肌は日頃のお手入れで変わるということが大事です。外的な要因だけでは、不利に思えても個人のスキンケア次第では十分に補えますね。
以上、ポーラの美肌日本一について考えてみました。
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